頑張りすぎる人ほど、休み方がわからない
「休み方がわからない」は、本当にあります。気のせいでも、わがままでもありません。
わたし自身が、長いあいだそうでした。
朝8時から夜9時まで、働いていました
二人の娘を育てながら、フレンチレストランで働いていました。通勤は車で往復2時間。朝8時に出て、夜9時まで働いて、寝るのは深夜0時。起きるのは6時でした。
休みの日は、たまった家事を片づける日でした。「休む日」ではなく「追いつく日」です。
それでも、当時のわたしは自分が疲れているとは思っていませんでした。まわりもみんなそうだったからです。

「休んでいいよ」と言われても、何をすればいいかわからない
ある日、まとまった時間ができました。そして、何をすればいいかわからなかったのです。
ソファに座っても落ち着かない。スマホを見はじめて、気づいたら1時間経っている。そのあと「何もしなかった」という気持ちだけが残る。
これは、休めていません。時間はあるのに、休んだ感じがしない。
あとから気づいたのですが、休むというのは「何もしないこと」ではなかったのです。わたしにとっては、自分のために何かを決めることでした。
わたしが最初にしたのは、休むことではなく「決めること」でした
「今日の21時に、自分のためにお茶を淹れる」と決めました。それだけです。
なぜお茶だったかというと、ただ座るのは落ち着かなかったからです。何もしないでいると、やり残したことが頭に浮かんでくる。
でも、お湯を沸かすなら座れます。お湯が沸くのを待つ時間は、「待っている」という用事がある時間だからです。
ハーブが何かを解決してくれたわけではありません。わたしにとってハーブは、その時間を作るための口実でした。
頑張りすぎる人は、休むのにも理由が要ります
ここが、頑張ってきた人の特徴だと思っています。
「なんとなく休む」ができません。理由がないと、休んでいることに罪悪感が出てしまう。
だから、理由を作ってしまえばいいのです。
- お湯を沸かすという用事を作る
- 3分蒸らすという待ち時間を作る
- 湯気を眺めるという、目の置き場所を作る
この3つで、5分になります。5分なら、疲れている日でもできました。
よくいただく質問
5分でも取れない日があります
取れない日は、取らなくて大丈夫です。できた日にできればいい、と思っています。毎日続けることが目的ではありません。
お茶でなくてもいいですか
白湯でもかまいません。大事なのは飲むものではなく、その5分そのものです。香りがあると時間に輪郭ができるので、わたしはハーブを使っています。
休むと、かえって疲れが出る気がします
それは自然なことだと思います。走っている間は気づかないだけで、止まると気づく。気づけたということなので、悪いことではありません。
何から始めればいいですか
手帳に「お茶」と書くところからで十分です。買い物より先に、予定を作ってください。
この記事を書いた人|大内千賀子(おおうち ちかこ)
沖縄県名護市。holis herb(ホリスハーブ)代表。ひとりずつお話を伺って、その方のためのハーブを調合しています。
- JAMHA(日本メディカルハーブ協会)認定 ハーバルセラピスト
- ニールズヤード フラワーエッセンス認定講師
- ニールズヤード ハーバルアストロロジーアドバイザー
- アロマテラピーアドバイザー

