「自分の時間がない」と思ったとき、まず削るもの

「自分の時間がない」と思ったとき、まず削るのは、用事ではありません。

削るのは「ちゃんとやろう」です。

時間がないのではなく、基準が高いのかもしれません

働きながら二人の娘を育てていた頃、わたしの一日は分刻みでした。通勤は往復2時間。帰宅は夜10時を回っていました。

そのころ、「時間が足りない」といつも思っていました。でもいま振り返ると、足りなかったのは時間ではなかった気がします。

「これくらいはやらないと」という基準が、下げられなかったのです。

わたしが最初に削ったもの

3つあります。

  • 洗濯物をたたむこと。かごに入れたままにしました
  • 夕食を毎日きちんと作ること。週に一度は買ってきたものにしました
  • 床を毎日拭くこと。気になった日だけにしました

どれも、やめてみたら何も起きませんでした。誰も困りませんでした。

いちばん驚いたのは、やめても罪悪感が数日で消えたことです。慣れてしまえば、それが普通になります。

干している柑橘

削らなくていいもの

逆に、削らないほうがいいものもありました。

人と話す時間です。忙しくなると、まずここを削りたくなります。用事ではないからです。

でもここを削ると、疲れているかどうかを、誰も教えてくれなくなります。自分では気づけません。

いまの一日のこと、聞かせてください

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削ったあとの5分を、何に使うか

ここが大事です。削っただけだと、その5分はすぐ別の用事に埋まります。

だから、先に予定にしてしまいます。

わたしは「21時にお茶を淹れる」と決めました。手帳に書きました。買い物の予定より先に書きました。

ただ座るのは落ち着かなくても、お湯を沸かすなら座れます。お湯が沸くのを待つ時間には、「待っている」という用事があるからです。

よくいただく質問

削ると、家族に迷惑がかかりませんか

わたしの場合は、誰も気づきませんでした。気づいていたとしても、何も言われませんでした。基準を保っていたのは、自分だけだったのだと思います。

何から削ればいいかわかりません

「やらないと気持ち悪いけれど、やらなくても誰も困らないこと」から探してみてください。だいたいそこに、いくつか見つかります。

5分だけでは足りない気がします

足りないかもしれません。ただ、1時間は取れなくても、5分なら今日から取れます。取れる長さから始めるほうが、続きます。


この記事を書いた人|大内千賀子(おおうち ちかこ)

沖縄県名護市。holis herb(ホリスハーブ)代表。ひとりずつお話を伺って、その方のためのハーブを調合しています。

  • JAMHA(日本メディカルハーブ協会)認定 ハーバルセラピスト
  • ニールズヤード フラワーエッセンス認定講師
  • ニールズヤード ハーバルアストロロジーアドバイザー
  • アロマテラピーアドバイザー

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