ハーバルセラピストは、何をする人か

ハーバルセラピストは、日本メディカルハーブ協会(JAMHA)が認定している資格です。
holis herb(ホリスハーブ)の大内千賀子です。わたしもこの資格を持っています。今日は、この資格でできること、そしてできないことを正直にお話しします。
どんな資格ですか
日本メディカルハーブ協会が認定する資格のひとつで、ハーブの性質や成分、安全な使い方を体系的に学んだことを示すものです。
学ぶ内容は、植物の分類、含まれる成分、体との関わり、抽出の方法、安全性、そして関連する法律まで含みます。感覚や好みではなく、根拠のある知識として扱うための資格だとお考えください。
ハーバルセラピストにできないこと
ここがいちばん大事なところです。
- 診断はできません。それは医師の仕事です
- 治療はできません。ハーブは食品であり、医薬品ではありません
- 「これを飲めば治ります」とは言えません。法律で禁じられていますし、そもそも事実ではありません
- お薬の代わりにはなりません。服用中のお薬をやめる判断は、必ず主治医とお願いします
ハーブに詳しい人ほど、この線をはっきり引きます。できることを大きく言う人より、できないことを言う人のほうが信用できる——わたしはそう思っています。
では、何ができますか
- お話を伺うこと。暮らしのリズム、好きな香り、苦手な香り、飲める時間帯
- 選ぶこと。数百種あるハーブから、その方の好みと暮らしに合うものを組み合わせる
- 安全を確かめること。アレルギー、妊娠授乳、服用中のお薬との関係を確認し、避けるべきものを外す
- 説明すること。なぜそれを選んだのか、どう淹れるとおいしいのか
3番目が、資格を持っている意味のいちばん大きいところです。「体に良さそうだから」で選ぶと、避けるべき組み合わせに気づけません。
わたしが資格を取った理由
働き詰めで疲れ果てていた時期に、アロマとハーブの香りに助けられました。
そのとき、「いい匂い」で終わらせたくないと思ったのです。植物のことを、医学的にも科学的にも知りたい。そして人に伝えられるようになりたい。
ニールズヤードのスクールで、メディカルハーブ、アロマテラピー、ハーバルアストロロジー、コーチング、フラワーエッセンスを学びました。日本メディカルハーブ協会のハーバルセラピストも、その流れで取りました。
よくいただく質問
資格がないとハーブティーを売れないのですか
いいえ。ハーブティーの販売に資格は要りません。必要なのは食品としての届出です。資格は「その人が学んでいるかどうか」を示すものです。
薬剤師や医師とは何が違いますか
まったく別のものです。診断も治療も、医師にしかできません。ハーバルセラピストは、食品としてのハーブを扱う人です。
この記事を書いた人|大内千賀子(おおうち ちかこ)
沖縄県名護市。holis herb(ホリスハーブ)代表。ひとりずつお話を伺って、その方のためのハーブを調合しています。
- JAMHA(日本メディカルハーブ協会)認定 ハーバルセラピスト
- ニールズヤード フラワーエッセンス認定講師
- ニールズヤード ハーバルアストロロジーアドバイザー
- アロマテラピーアドバイザー

