人が星を見上げていたのは、もともと農業のためでした。
占うためではありません。いつ種をまき、いつ収穫するかを知るためです。
暦は、星から生まれました
太陽の位置で1年がわかり、月の満ち欠けでひと月がわかる。これが暦のはじまりです。
日本でも、旧暦は月の満ち欠けで動いていました。沖縄のムーチー(旧暦12月8日)のように、いまも旧暦で行う行事が残っています。
何千年もの観察の積み重ねが、のちに西洋占星術になっていきました。順番としては、農業のほうが先です。

いまも、月に合わせて畑をやる方法があります
バイオダイナミック農法といいます。
月の満ち欠けや天体の位置に合わせて、種まき・手入れ・収穫の日を決める農法です。ヨーロッパを中心に、いまも実際に行われています。ワインの畑で採り入れているところが多いです。
科学的にどこまで説明できるかは、まだ議論があります。ただ、そういう農法が現に続いていて、続けている人たちがいる——それは事実です。
身近なところにもあります
潮の満ち引きが月で決まることは、よく知られています。沖縄で暮らしていると、これは実感として身近です。
海が動くのなら、ほかのものも少しは動いているのかもしれない——昔の人がそう考えたのは、自然なことだったと思います。
星を「暮らしの目安」として見る
わたしがセッションでお伝えしているのも、これに近い感覚です。
「いまは広げやすい時期」「いまは整えやすい時期」。種まきの時期を知るのと、同じような使い方です。
何が起きるかを当てるのではなく、いつ動くと楽かを見る。そういう道具として使っています。
よくいただく質問
新月・満月に何かしたほうがいいですか
とくに決まりはありません。「新月に願いごとを書くと叶う」といった話もありますが、そういうお約束はいたしません。区切りとして使うと便利、くらいに思っています。
月の満ち欠けは、体に影響しますか
それはわたしにはわかりません。体調のことは、かかりつけの先生にご相談ください。
この記事を書いた人|大内千賀子(おおうち ちかこ)
沖縄県名護市。holis herb(ホリスハーブ)代表。
- ニールズヤード ハーバルアストロロジーアドバイザー
- ニールズヤード フラワーエッセンス認定講師
- JAMHA(日本メディカルハーブ協会)認定 ハーバルセラピスト
- アロマテラピーアドバイザー